恵比寿の舞香。ガクログ3.4。

恵比寿の舞香。ガクログ3.4。

恵比寿駅の繁華街から少し離れたところに店を構える舞香(マイカ)
ネオン管が美しくも怪しく光り輝いている。
一部舞香の文字が消えてしまっているが、まぁ、いっか。まー、いっか。
店内はテーブル2席とカウンターのみでキャパは12人くらいだろうか。かなり小さめ。
21時過ぎであったにも関わらず、お店はほぼ満席になっていた。

店内では時折、厨房からそ主人の断末魔のような叫び声が聞こえる。
“んぎぃぁいしゃすあっ!!!!!”→いらっしゃいませ。
“あんぬぅぅぃぃぃごぉすっ!!!!!”→ありがとうございます。
おそらくお客さんへの挨拶だと思うのだが、小慣れすぎて一般のお客さんには聞き取ることができない。
感じの良いご主人からの最大限の挨拶なのだろうと思うと心が少し温かくなった。

生姜焼きを食べようと思っていたのだが、この日はお肉と白菜が売り切れてしまっていたらしい。
結構中華料理店としては致命的な欠品だが、こればっかりはしょうがない。
友人と餃子、炒飯、五目焼きそばを注文した。




餃子:450円

餃子はよく焼かれており、綺麗な黄金色に輝いている。
粗切りされた野菜中心の肉餡がしっかりと詰まっており、場所を考えると6個で450円はかなり安い。
塩ベースで生姜の味がアクセントになっているが、餃子のみだと少し物足りなさを感じてしまう。
ここで舞香自家製ラー油の登場だ。
実は舞香が“食べるラー油”発祥という噂がある。←信じるか信じないかはあなた次第。(ちなみに私は信じていない。)
これをたーーっぷりと餃子に載せる。これがめちゃくちゃうまい。
香ばしくザクザクとした食感で後から辛味がグッとくるラー油が餃子にベストマッチング。
一気に激ウマ餃子に格上げされるのだ。


炒飯:700円

続いては炒飯。
出てきた瞬間、ニンジンが入っていることに気づく。
私はニンジンが入った炒飯があまり好きではない。というのも今まで美味しかった試しがないからだ。
レンゲで丸く盛られた炒飯を崩してみると少しダマになっているところが多い。
味は塩ベースでまとめれているものの、半分食べるくらいには少し飽きてしまっていた。
ここで再び舞香自家製ラー油の登場だ。
これをたーーっぷりと炒飯に載せる。これがめちゃくちゃうまい。
香ばしくザクザクとした食感で後から辛味がグッとくるラー油が炒飯にベストマッチング。
一気に激ウマ炒飯に格上げされるのだ


五目焼きそば:800円

最後は五目焼きそば。
これはいたって普通だ。
この日は白菜が切れているとのことでキャベツに変更されていた。
あんかけの重みに耐えられず、麺がプチプチと切れてしまってお箸で掴めないので、もう少し強い麺を使っても良いかもしれない。
こちらも濃厚なあんかけの味に飽きてしまった。
ここで三度、舞香自家製ラー油の登場だ。
これをたーーっぷり五目焼きそばに載せる。これがめちゃくちゃうまい。
香ばしくザクザクとした食感で後から辛味がグッとくるラー油が焼きそばにベストマッチング。
一気に激ウマ焼きそばに格上げされるのだ。

って全部同じ感想やないかーい。
全部ラー油の感想やないかーい。


それくらい自家製ラー油が美味しかったということだ。
是非いつか店頭で販売してくれることを祈る。
舞香はそんな激ウマな自家製ラー油を楽しめる恵比寿で貴重な定食屋さんであった。


店舗基本情報
店名:舞香 (まいか)
電話番号:03-5784-5845
予約可否 :予約可
住所:東京都渋谷区恵比寿西2-3-9 浦-MKYエビスビル 1F
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13060639/
営業時間
11:00~22:00
定休日
日曜、祝日

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