神保町のスヰートポーヅ。ガクログ3.8。

神保町のスヰートポーヅ。ガクログ3.8。

スヰートポーヅは言わずと知れた神保町にある伝説の餃子屋さん。
昭和11年に満州食堂という名前で中華料理を提供していたお店が昭和30年に神保町で餃子専門店としてスヰートポーヅをオープンしたのである。
そのため、満州食堂から数えると創業70年以上、スヰートポーヅの名前になってからも50年以上の歴史あるお店なのである。
餃子界のレジェンドであり、餃子の歴史そのものと言っていいのかもしれない。

ちなみにスヰートポーヅとは美味しいポーヅ(包子)という意味ということ。



そんなついつい前書きが長くなってしまうスヰートポーヅは神保町すずらん通りに店を構えている。
”ろしあ亭”と”マキャアベリの食卓”という謎の2店舗に挟まれており、スヰートポーヅ含めてこの3店舗全て名前の癖が強い!
ろしあ亭のフォントはホラー感が強いし、マキャアベリの食卓はそもそもマキャアベリって誰って感じだし、スヰートポーヅに関しては何て書いてあるか読めない人すらいるだろう。
ここは神保町を象徴するカオスなフォトスポットだ!
一応、スヰートポーヅを自分なりに解釈して(スイートなポーズ)、写真を撮ってみた。
店の奥ではお母さんが心配そうな顔で、外で不可解なポーズをしているおじさんの姿を眺めていた。






餃子12個:750円

メニューはシンプルに焼き餃子、水餃子、天津包子、ご飯、お味噌汁と飲み物だけ。
亀戸餃子もだけどこのメニューの少なさは潔さが良い。
私は全種類食べたことがあるのだが、圧倒的に焼き餃子が好き。
見た目は完全に棒餃子の類に見えるが、よく見ると皮で完全に餡を包んでいるのではなく、上の部分をちょこんと留めていて、横から見ると餡が見える珍しい包み方。
途中から包むのが面倒になってこの包み方になったと思いきや、創業当時から変わらない作り方だという。
こうすることによって染み出した肉汁が皮に染み渡り、さらなる旨味倍増につながるという。
食べてみると、お肉の強い弾力があり、噛めば噛むほど生姜の味がしっかりした醤油ベースの肉汁が染み出してくる。
5回に1回ほど、シャキっと歯ごたえのある生姜?レンコン?白菜?に出会うのもまた良い。
やはり皮まで味が染み込んでいて最高にうまい。
何もつけないでもうまいのだが、お店では酢醤油で食べるのが推奨されている。
七味のみをかけて食べるのも、餃子の味を残しつつも、また少し違った味わいを楽しめるのでオススメだ。

あー、やはりスヰートポーヅはおいしい!!本当にうまい!
この最高峰の餃子が8個で五百円というのも驚き。
餃子好きは一度は必ず行くべき餃子界の伝説。
少しお腹に余裕がある人はスヰートポーヅの後に三幸園へはしごすれば最高の夜になること間違いなし!

ちなみにトイレは直近で一度リフォームされており、外観からは想像できない綺麗さになっている。
ただ、和式トイレを洋式に無理矢理変えた結果、ドアと便座の距離が恐ろしく近くなっているので、男性諸君は飛びションに注意だ!


店舗基本情報
店名:スヰートポーヅ (スイートポーヅ)(スイートポーズ)
電話番号:03-3295-4084
予約可否 :予約不可
住所:東京都千代田区神田神保町1-13-2
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13000637/
営業時間
[火~金](祝日でも営業)
11:30~15:00
17:00~20:00
[土](祝日でも営業)
11:30~20:00
定休日
月曜・日曜(ただし日曜は営業する週もあり。11:30~15:00)

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