大崎の誠華。ガクログ3.8。
大崎駅駅前にあるニュー大崎ビル1階の奥にある創業40年を超える老舗中華料理屋さん。
18時オープンに合わせてお店に行ったのだが、看板の電気は消えてシャッターが閉まっていた。
今日は閉店かなーなんて思っていたらお父さんが出てきて開店の準備を始めた。
そういえば前回来た時もオープン予定時間を30分くらい過ぎてオープンしていた。
この日はなんとか25分遅れでオープンしたのであった。
誠華は時間に囚われないお父さんの気まぐれ営業のようだ。
店内はカウンターとテーブル3席あり、いずれも赤を基調としていて雰囲気は抜群。
お店にいる間にお父さんとお母さんのヨイショという掛け声を100回くらい聞くことができる。
おしゃべりなお父さんと優しいお母さんの絶妙なコンビネーションは見ていてほっこりする。
結構お年を召されてるので後継者問題も気になるところだが、息子さんが継ぐという噂も聞いたことがある。
この日は餃子ライスを注文。
お母さんが注文が入ってからその場で包んでくれていた。運が良い。
結構柔らかめの餡を餃子ヘラですくって皮に押し付けるように包み込む。
左手をうまく使ってヒダを織り込んでいく手慣れた技に惚れ惚れするのであった。
餃子ライス:750円
5分ほどで餃子ライスが到着。誠華のオリジナルのお皿が可愛い!
結構乱雑にお皿に盛られているが、見るからにカリッとした焼き目が美しく食欲をそそる。
そして一口食べてびっくり。肉汁がジュッワーと溢れ出す。
誠華の餃子の一番の特徴は肉餡の強い甘みだろう。
お父さんが教えてくれたのだが、キャベツを茹でて水切りをせずに細かく刻んで混ぜこむことでキャベツの甘みとジューシーな肉汁が出来上がるらしい。
嘘か本当かわからないがお父さんはこっそり麻薬も入れていると言っていた。だからうちの餃子は癖になるんだよーと。
本来なら餃子はビールといただくのだが、誠華の餃子は白米にもよく合う。
ラー油なんてつけて食べ始めたら一瞬で完食してしまう。
私しかいなかったせいか、食べている間はお父さんとお母さんとずっと話をしてくれていた。
餃子だけでなく、味噌ラーメンとか炒飯にも自信があることとか、大崎が最近はチェーン店ばっかできてしまってつまらなくなったこととか、味噌ラーメンがオススメのこととか、味噌ラーメンが大人気のこととか。
とにかくお父さんが味噌ラーメンを食べさせたいことはよく分かったので次回は必ず食べようと思う。
誠華はお父さんとお母さんが40年以上も大切に育てた素敵な町中華。
最近、町中華が次々と閉店しているが、こういう素晴らしいお店がいつまでも続いていってほしいと心から願うのであった。
町中華保存に向けて自分ができることを早く考えようっと。
店舗基本情報
店名:誠華 (セイカ)
電話番号:03-3492-5177
予約可否 :予約不可
住所:東京都品川区大崎3-6-17 ニュー大崎ビル 1F
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1316/A131604/13019893/
営業時間
[月~金] 11:30~14:30 18:00~22:00 [土] 11:30~14:30
定休日
日曜・祝日
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