渋谷の大穀。ガクログ3.6。
私の経験上、ラーメン屋の餃子は美味しくないことが多い。
というよりも冷凍餃子が使われることが多い。
それもそうだろうラーメン屋はラーメンで勝負しているのだから。
スープ作りに命をかけているラーメン屋さんに、ただでさえ手間のかかる餃子に使っている時間などないのだ。
でもそんな定説を打ち破ってくるお店がたまに現れる。
その一つが渋谷に店を構える大穀だ。
ここは味噌ラーメンが売りのお店。
私はここに来たらラーメンではなく、必ず餃子とライスとスープがセットになった餃子定食を頼む。
昔はラーメンと餃子を頼んでいたのだが、最近はラーメンはやめて餃子だけになってしまった。
これはラーメンがイマイチなわけではなく、餃子がとにかく美味しいのだ!!
この日もいつも通り餃子セットを注文。
嬉しいことに大穀では待っている間にテーブルに常設されたキムチを自分で取って食べることができる。
自家製のキムチは絶妙な酸味と甘みのバランスでご飯が無限に進むタイプ。もちろんビールとの相性も◎。
餃子は大穀オリジナルのまん丸なお皿に載せられて登場。
この色合いといい、手書きの大穀の文字が素敵だ。
肉餡は豚肉、ニラ、キャベツで構成されている。
細かく刻まれた椎茸が旨味を生み出している。
程よいジューシーさがあり、口の中でじんわり肉汁スープが広がる。
焼き目もいつ来ても安定している。ラーメン屋さんとは思えない。
餃子に対する姿勢は吉祥寺の一圓のそれと似ているように感じる。ラーメン屋にも関わらず、餃子にも真剣勝負している。
あぁ、やっぱりうまい!
そしてここからが大穀餃子のさらなるお楽しみタイム。
秘密兵器、味噌だれの登場だ。この味噌だれが激烈うまい。
よくよく考えると味噌ラーメンのお店の味噌ダレが美味しくないはずがない。
大穀のカウンターにはキムチの他に餃子用の味噌だれが置いてあり、自由に使うことができる。
少し酸味のきいたピリ辛のタレが餃子と相性バッチリで、これをたっぷり餃子につけて白米の上でワンバウンドさせて食べるのが最高なのだ!
気付いた時にはお茶碗は空っぽ。この白米ドロボーめ!
白米のおかわりは有料ではあるが、いつも迷うことなく繰り返し追加注文するのであった。
ちなみにセットのスープもめっちゃうまいので忘れずに。
この日もキムチと味噌ダレ餃子という最強の白米ドロボー達のおかげで、おかわりを2回コールすることに。
なんという満腹感。なんという満足感。
おっと、この後美容室に行くんだった!美容師さんはこんな臭いお客さんを許してくれるだろうか。
できる限り鼻呼吸と息の出る方向に注意しよーっと。
きょうもごちそうさまでした。
店舗基本情報
店名:大穀 (ダイコク)
電話番号:03-3409-3480
予約可否 :可
住所:東京都渋谷区東1-27-9
アクセス:渋谷駅から717m
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13001360/
営業時間
11:00~23:00
定休日
日曜・祝日
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