渋谷の長崎飯店。ガクログ3.5。

渋谷の長崎飯店。ガクログ3.5。

孤独のグルメにも登場した長崎飯店は渋谷の道玄坂を5分ほど歩いたところにある昭和感漂う超穴場中華だ。
井之頭五郎が皿うどんを美味しそうに食べるシーンが非常に印象的だった。さすがは松重豊さん。
店頭ははっきり言うと汚い。ディスプレイの食品サンプルも日焼けで真っ白になっており、劣化がひどい。
これだけ見ると絶対に店内に入らないのだが、勇気を出してドアを開けて入ってみて欲しい。
ドアの先には長崎の香り漂うオアシスが広がっている。
店内はごお客さんで常に混み合っており、奥には大きめの円卓で楽しそうに宴会をしていた。

皿うどん(柔麺):930円

ここに来ると全員頼むのが、ちゃんぽんor皿うどん。
私のおすすめは断然皿うどんの柔麺だ。
翡翠色の皿にこんもり盛られた麺の上にネットリドロドロの餡がたっぷりかかっている。
これが少し焼き目のついた香ばしい麺にがっつり絡み付いて最高にうまい。

ぎょうざ(5個)：670円

次に出てくるのは巨大羽根付き餃子。
最初はなんかの武器かと思うくらい大きくいので出てくるときは覚悟しておいたほうが良い。
私はライフルが突然テーブルに置かれたかと思ったほどだ。
多分デマだと思うが、羽の部分は長崎県の形に似せていると隣の常連さんが教えてくれた。
餃子に合わせるタレはお店の方がごま油、ラー油、お酢でさっと作ってくれる。
餡はお野菜が多めで餃子自体にあまり付いていないのだが、この少し香ばしく酸味の強いタレを付けて食べると一気においしさが格上げされる。
皮の羽根の部分はさくさくでお煎餅を食べている気分でぽりぽり食べ続けられる。
うん、皿うどんのお供としては主張しすぎず、ちょうど良い。

井之頭五郎のようにちゃんぽん食べてからの春巻き、皿うどんのおかわりはできなかったが、十分お腹いっぱいとなり大満足である。
渋谷にもまだまだこういう穴場町中華が広がっていると思うと、少しうれしくなるのであった。
今度は大人数で円卓を囲んで飲もうっと。

店舗基本情報
店名：長崎飯店 渋谷店 （ナガサキハンテン）
電話番号：03-3464-0528
予約可否 ：予約可
住所：東京都渋谷区道玄坂2-10-12 新大宗ビル3号館 MB1
URL：https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13033880/
営業時間
［月～金］
11:00～14:30（L.O.14:20）／17:00～22:00（L.O.21:50）
［土］
11:00～14:30（L.O.14:20）
定休日
日曜、祝日