幡ヶ谷の鍋屋。ガクログ3.7。

KIMI君と幡ヶ谷の仙石湯で湯船に浸かりながら餃子を食べようという話になった。
そして私が密かに動向を追っている食べ歩きブログで有名な”ほねつきかるべ”さんがマイベスト餃子と言っていて以前から気になっていた鍋屋へ。
食べ歩きしている店の数が半端ない人がオススメしているお店だったのでかなり期待して向かった。
外から覗いてみると土曜日の20時すぎに着いた頃にはほぼ満席状態でそのお店の人気がうかがえる。
店内入って一番右側のカウンターに通してもらった。
そこは厨房が横から見渡せて焼き場が一番近い特等席であった。中華鍋から炎が上がるたびに我々の顔まで熱くなるくらいだ。
是非空いていたらこちらの特等席を積極的に狙っていってほしい。
ただオカマレベルで声の小さい私とKIMI君は店員さんの死角となる一番奥のこの場所から店員さんを呼ぶことができず、ひたすら体をねじらせながらアイコンタクトで呼ぶこととなったので、声が小さい人はやめたほうが良いかもしれない。

ザーサイ、餃子、牡蠣入り麻婆豆腐、瓶ビール、途中追加注文でワンタン麺を注文。

ファー付きコート着用の女性が。。。

料理を待っている間にビールを飲みながら厨房をずっと眺めていた。
中華鍋から炎が上がるたびに顔をしかめて辛そうにするおじさんが可愛かった。
絶対に寒くないのに、なぜか厨房でファーつきのコートを着て調理している女性も面白い。
そんなことを思ってたら途中で裏口から猫が入り込んで来た。すぐに追い出されていたが、飲食店の厨房に猫がいるのは初めて見た。
我々の料理が運ばれてくる10分間でいろいろなことがキッチンで起きていて飽きることなく待つことができた。

餃子:600円

餃子はフライパンに乗ったままテーブルに登場。
テフロン製で鉄鍋ではないので、最後まで熱々というわけではなかった。
フライパンで焼いたとは思えない焼き目が美しい。
皮はモッチモチ。焼き目はサクサクってよりは少しヤワヤワだったので、少し焼きは足りなかったのかもしれない。
肉餡はパンパンに詰まっていて、肉汁がジュワーと溢れ出てくる。
何も付けなくても塩味ベースの優しい味付けで美味しいのだが、テーブルに置いてあるニンニクがバキバキに効いた特製餃子ダレを使って食べると一気にパンチが加わってまた違った味わいとなり、めちゃくちゃうまい。
ニンニク好きであったら絶対につけて食べた方が美味しいと思う。
この日は食べれなかったが、間違いなく水餃子も美味しいのだろう。

続いて牡蠣入り麻婆豆腐。
で、でかい。豆腐１丁くらい入っているのではないだろうか。普通に3人前のお鍋くらいの大きさがある。
そこにブッリブリに太った牡蠣がたっぷり5つほど入っていた。
その牡蠣の海鮮ダシが麻婆豆腐全体に広がり、奥深さを演出している。
意外と辛かったのでお風呂上がりにも関わらず、食べ終わることには汗だくになっていた。くそぉー。

結構この時点でお腹いっぱいになっていたのだが、〆のワンタン麺が到着。
こちらも洗面器くらい大きいやないかーい。と軽く完食できるか不安になった。
ただ味はこちらも非常に美味しくて、たっぷり入ったワンタンがお肉たっぷりでニラが効いていてめちゃくちゃうまかった。
最後の方はやはりKIMI君と譲り合い(押し付け合い)になったのだが、なんとか完食した。

お店の感想としてこちらの鍋屋は全体的に量が多いので4人くらいで行くのが一番良いかもしれない。
何を食べても美味しかったので、次は炒め物中心に攻めてみたい。
一方でハイボールやサワー系はあまり良いお酒が使われていないのか全然美味しくなくてカラオケ屋さんや安い居酒屋で飲むようなお酒だった。
ここで飲むなら瓶ビール一択かもしれない。
飲み物以外は最高に美味しかったので私のお気に入りの中華料理店に加わった！
ありがとう、ほねつきかるべさん！

店舗基本情報
店名：鍋家 幡ケ谷店 （コウヤ）
電話番号：03-3370-3818
予約可否 ：予約可
住所：東京都渋谷区幡ケ谷2-56-3
URL：https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131807/13001037/
営業時間
11:00～15:00(L.O.14:30)
17:00～28:30(L.O.28:00)
日曜営業
定休日
無休

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