三鷹の安楽。ガクログ3.3。

以前紹介した大黒屋と徒歩0分の２軒挟んだ隣に店を構えている。なんていう近さ。
そして名前同様に焼肉安楽亭と少し色合いとか看板とか似ているように感じるのは私だけだろうか。

テーブルはベージュで壁と天井は真っ赤。あれ、色合い逆になってない？内装屋さんとのコミュニケーションエラー？そんな想像すらさせてくれる内装だ。
床、テーブル、壁、トイレすべてめちゃくちゃきれいに清掃されていて、禁煙ということもあり、空気までとてもきれい。目を瞑るとカフェにいるような気分だ。
大黒屋ももちろん清潔なのだが、この点は終日喫煙で薄暗い大黒屋とは真逆。禁煙者は安楽、喫煙者は大黒屋という決まりがはっきりとあるのだろう。

なぜか店内には映画や舞台の告知がびっちり貼られている。理由はわからないが、映画関係の人が常連にいるのかな？

数多くあるメニューの中から餃子と焼肉定食を注文した。
お店に入った時に隣の人が食べているメニューがあまりにも美味しそうだったので真似してしまった。

まずは焼肉定食が登場。(写真にご飯、味噌汁、お漬物がつく。)
こういう安っぽいコマ切れ肉の炒め物好きなんだよなぁ。(失礼)
味は甘辛い味付けで、白米が一瞬でなくなってしまった。マヨネーズがキャベツの脇にあったらなおよし！
見た目通り期待を裏切らない味。

お次は餃子。
出てきた瞬間驚いた。形も焼き目も美しい！！迫力がある！
黒い焦げカスが全く付いていないことから鉄板の徹底された清掃状況を想像させてくれる。
写真の撮り甲斐がある。餃子ちゃんに「かわいいよー美しいよー」と話しかけながら写真を撮りまくった。ほんとたまらない見た目。
均一の感覚で織り込まれたヒダまで美しい。作業一つ一つが丁寧なのがよくわかる。

一方で肉餡は野菜中心でフードプロセッサーでカットされている感じでお肉や野菜の食感はほとんどなかった。
そして味付けも生姜、ニンニクが効いた暴力的な餃子ではなく、かなり薄めで優しいお出汁の味がする安楽らしい餃子。
そのため、醤油ラー油お酢の３点セットはマストかな。

女性で例えると菅野美穂みたいな感じ。美しい見た目通り中身も柔らかい。可愛らしい餃子。
ただ、私が欲しているのは沢尻エリカのような美しい見た目とは裏腹に、刺激的で乱暴な内面の餃子。そのギャップがたまらないのだ。
ここはがっつり系サラリーマンのお店というよりは、女性やお年寄り向けの優しい町中華という感じ。実際に女性1人できているお客さんも多くいた。

食べ終わって少しのんびりしていると、コーヒーを出してくれた。
14時から16時の間にお食事のお客様にはサービスらしい。
ただこの時の時刻は13:50。なんていうサービス精神！感動！
そしてソーサーに載せられたコーヒーを眺めて改めて男性向けというよりは女性向けのお店だなぁと感じた。
サービスがグラスビールだったら最高なんだけどなぁなんてふざけたことを思いながら、コーヒーを飲み干して穏やかな気分でお店を出るのであった。
良いお店だったな。ごちそうさまでした。

店舗基本情報
店名：安楽
電話番号：0422-54-5533
予約可否 ：予約不可
アクセス:
三鷹駅から337m
住所：東京都武蔵野市中町1-10-5
URL：https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132002/13063341/
営業時間
11:00～22:00
定休日
日曜

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