代々木八幡の麗郷。ガクログ3.3。

代々木八幡の麗郷。ガクログ3.3。



麗郷は都内に3店舗ほどある腸詰・肉員・大根餅が有名なお店。いわゆる台湾料理だ。
富ヶ谷の一等地にある上に渋みのある重厚なレンガの外観が素敵で、ちょっとした高級中華の空気を醸し出している。
そのため、初めて行った時は値段に怯えて少しドキドキしながら行ったのをよく覚えている。
実際は高級中華というほど高くない。”普段よりも少し贅沢な中華料理”くらいだ。

祝日の昼だったこともあり、店内は多くのお客さんで賑わっていた。
店員さんが少なく、明らかにホールが回っておらず、食べ終わったお皿が各テーブルに数多く残されており、お好きなお席にどうぞーと案内してもらったが、どの席も食べ終わった食器が重なっていた。
よし、ここは学生時代にレストランで1週間バイトしたことのある私の出番だ、任せとけ!(1週間しか続いていない理由は自主退職ではなく、バイトリーダーに次のシフトを聞かれることなく、事実上のクビを宣告されたのだ。)
飲食経験のある私は積極的にカウンターのお皿の配膳を手伝い、無事に着席することができた。
礼はいらねぇよと言おうと思ったのだが、そもそも手伝ったことすら気付かれてないやないかーい。
それだけ大繁盛で忙しかったということだ。

この日は2人でビール、水餃子、汁なし担々麺、海老チャーハンセットを注文。
セットには嬉しいことに腸詰が付いている。
腸詰はジューシーで軽い食感で、肉の旨みがダイレクトで伝わってくる。
ビールによく合う。さすが麗郷の看板メニューだ。


水餃子は小ぶり。小皿とはいえ、4個は少ないな。
皮が分厚くて中身を想像することができない。余計に興奮させてくれるじゃねーか。
食べてみるとモチモチはしていない求肥みたいな食感で、水餃子の美味しさの一つである弾力を感じない。
また、皮がかなり分厚いので肉の存在感がなく、肉汁を感じることができない。

新宿の随園別館や横浜の山東の水餃子をイメージして食べてみたのだが、ちょっと別のイメージかな。
つけだれは鷹の爪がたっぷり入っており、、甘酸っぱい。このタレも皮の存在感に負けてる感がある。
これで600円は貧民にとってなかなかハードな値段設定だ。



汁なし坦々麺は山椒たっぷりで汗ばむくらいのぴりぴり感が食べた後も続く。もう少しゴマ感とナッツなどの歯ごたえが欲しいところだが、十分に美味しかった。癖になる美味しさ!!
海老炒飯は上品なお味で結構薄味。海老と一緒に食べるとちょうど良かったが、海老がないところは少し物足りなさを感じたのでラー油をかけて食べた。うん、こちらもうまい!

麗郷は全体的に美味しく、ハズレはないのだが、お値段の分、期待が勝手に大きくなっており、物足りなさも感じる。
友達同士で気軽にというよりは同窓会や誕生日会のようなちょっと特別な日に中華を食べる時の方が良いかもしれない。
腸詰はずば抜けて美味しいので、どうしても腸詰が食べたくなった時は麗郷に駆け込むのが良いだろう。(果たしてそんな感情は訪れるのか。)


店舗基本情報
店名:麗郷 富ヶ谷店 (レイキョウ)
電話番号:03-3485-3052
予約可否 :予約可
住所:東京都渋谷区富ヶ谷1-14-18 ハウス池田 1F
URL:https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131810/13061515/
営業時間
[火~日] 11:30-14:30  17:00-23:30
日曜営業
定休日
月曜日

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